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浮田要三の仕事

11,000円

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制作:浮田綾子・小崎唯 / 発行:りいぶる・とふん / 275mm × 260mm / 316P / ハードカバー 2013年7月、88歳で他界した浮田要三の半世紀以上にわたる作品をまとめた大ボリュームの作品集。浮田要三は戦後間もなく子どもたちの詩と絵と綴り方を紹介する雑誌『きりん』の編集に携わり、その過程で吉原治良に声をかけられ、前衛画家のグループ「具体」へ参加します。そこでの活動をフィードバックさせながら『きりん』の編纂に磨きをかけるも、1960年代半ばに自ら営む袋工場の経営に専心し一切の創作活動から離れました。1980年代、60歳を目前に、再び元具体のメンバーに誘われドイツにわたりあらためて創作活動を再開。他界する直前まで、素朴で美しい抽象作品を作り続けました。「絵描きでなく、人間というところから出発する」、「生活を大事にすること」という言葉を遺した作家の、無垢なる仕事に向き合える決定版。挟み込み別刷りで鶴見俊輔と浮田要三の対談を収録。解説テキストも充実。なによりフルカラー、クリアカバー付きの上製本という非常に美しい造本が魅力的。難しいこと抜きに、『きりん』に寄せられた児童のことばや絵と、浮田要三の作品を並列に楽しんでください。

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