



イラスト:山口はるみ / 発行:ヒオシナ / 215mm x 280mm / 182P / ソフトカバー
エアブラシというツールが時代の最先端だった時代、1970年代パルコのポスターを主な舞台に、グロッシーでウェット、ハイパーリアルで挑発的な女性たちを描き続けたイラストレーター山口はるみ。あまりにも当時の東京の街と寄り添ったため、一時は前時代的なものとして忘れ去れつつあったそのタッチが今鮮やかに蘇ります。巻末に椹木野衣による寄稿「超現実化されるポップアート── 山口はるみのリアリズム絵画」を収録。鮮やかな発色を再現する印刷クオリティも素晴らしい。