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全国女性街めぐり 上・下巻

6,925円

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著者:松川二郎 / 出版社:カストリ出版 / B6判 / 812P / ソフトカバー その名の通り、全国の花街をめぐり、芸妓や料亭、各地の遊びなどを紹介するだけでなく、暗黙的了解として当時の芸妓たちが娼婦的役割を担っていたこともリアルに記録した昭和4年刊行の著作が復刻。花街のみならず、並行して遊郭の情報も掲載。「線香代」などの遊興制度、花街周辺の美味いもの、写真入りで紹介される芸妓たち。戦前の花街風俗がありありと目に浮かぶ詳細なガイドブック。著者自身「ろくでもない本をこしらへよる」か「すばらしい仕事をやってのけて呉れた」のいずれかにわかれるであろうと判断するように、ろくでもないが後世に残すべき労作。「澁谷の芸妓は泥くさい、などと田圃そだちの泥鰌あつかひにされたのは少なくとも十数年前の話」、「京極の裏道にはポン屋といふのがあって、まるで西鶴そのままであった」などなどどこを読んでもそれぞれの発見がある密度の濃い一冊。現代語(現代仮名遣い、新字体)に直すことなく、敢えて旧字体・異体字、歴史的仮名遣いのまま復刊されています。附録として『後篇 全国花街めぐり』、『諸国花街風景座談会』、『春を売る女の地方色』を掲載。

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