編集:福永信 / 装幀:仲村健太郎 / 挿画:マメイケダ / 発行:誠光社 / 208P / 7月3日入荷予定
小説家の福永信とブックデザイナーの 仲村健太郎が半年にわたっ て開催した小説を書くワークショップ、「本とその周辺をめぐる、6 か月とちょっとの旅」。書くことと同時に、小説が掲載される「本」そのもののことまで考えるユニークな内容で、ウェブでの告知直後に定員 オーバーになるほどの注目を集めた。本書は、その成果をまとめた生まれたての新人作家たちによるオムニバス作品集。
編集者、イラストレーター、学生、作家志望と、非小説家による創作を、小説家が磨 き上げる過程が記録されたドキュメントでもあります。小説が生成される瞬間とは? 小説が本になって読まれることとは? 常 にメタな視野をもって創作を続ける福永信 ならではの視点で、ワークショップ終了後 も半年間のブラッシュアップを重ねて完成したささやかな短編群。
クロス装に箔押しが施された仲村によるスマートなデザインは、収録した小説をやさしくつつみこみ、読者にそっと手わたすよにふさわしい仕上がり。過去の作家たちの著作とともに棚に並べても違和感のない佇まいです。
contents: [小説]... 『一人の時間』田村友里 『ぱんがいて わたしがいて』芦井美由紀 『誰かがそう呼ぶ』迫田海里 『或る朝』小野寺机恵 『小さな足音』鶴原早恵子 『オルタナ・ガールフレンド』山内優花 『炭酸水』福岡優子 『梅干し』井浦美紗 『グリズリー』中西一貴 [エッセイ]...『都会の暮らしの中で』池田真美(マメイケダ) [インタビュー]... 堀部篤史 すべては十 九の夏から始まった。 [座談会]... 小説ができるまでと、ちょっとの話
*こちらの商品は7月3日以降出荷予定のご予約品です。他の商品と合わせてご注文いただいた場合は、まとめての出荷とさせていただきますのでご了承くださいませ。別送をご希望される場合は備考欄にその旨お書き添えくださいませ。