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介護するからだ

2,200円

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著者:細馬宏通 / 出版社:医学書院 / A5判 / 280P / ソフトカバー 人間行動学を専門としながら、広範囲なポップカルチャーに精通し、執筆、イベント出演や、「かえる目」名義での音楽活動を続ける著者が、認知症高齢者グループホームへ定期的に通い続けそこで行われるケアにまつわる身体行動を観察、考察した記録。思いやりや、気持ちという次元で語られがちな介護の問題を、ただただ身体のレベルから見つめ直した先にひろがる、ケアする側とされる側の驚くべきコミュニケーションのあり方とは。介護施設だけでなく、著者自身が運営に関わる「音遊びの会」や知的障害者による絵画や彫刻の話も収録。最初に問題点やテーマを設定せずに、とにかく観察、記録することによって、自身の関心や問題点が方向付けられてくる、という普遍的な「学び」の構造にまでリンクするのが面白い。専門出版社から刊行されながら、広く一般の読者の知的好奇心を刺激する編集がなされたシリーズ「ケアをひらく」より。

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