

編者:赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊 / 出版社:筑摩書房 / 135mm × 195mm / ハードカバー / 1999年発行第七刷 / 自由価格本
神は路上に宿りたもう。紙上から路上へ、鑑賞から観察へ。美術館を飛び出し路上に紛れ込んだ芸術を鑑賞者が発見する時代の到来を高らかに告げた路上観察学会のマニフェスト。今和次郎の活動をリスペクトし、学会員たちのフィールドワークの成果を写真とともに披露。トマソン期の出発点である「純粋階段」から丁寧に綴られているため、赤瀬川原平ファンにとってもその活動と思考の変遷がよくわかる嬉しい一冊です。1993年にちくま文庫化されましたが、こちらはハードカバーの単行本版デッドストック、自由価格本です。古書ではありませんが、経年によるカバーの薄汚れなどはございます。