著者:堀部篤史 / 挿絵:マメイケダ / 出版社:夏葉社 / 四六判変形 / 144P / ハードカバー / 11月上旬入荷予定
「ヒップホップ、レンタルビデオ、タウン情報誌、思い出深いいくつかの本屋。スマートフォンもGoogleもアマゾンもなかったあの頃。僕はどこで何をしていたのだろう」
当店店主が10代を過ごし、膨大な情報を享受した1990年代を私的に回想し、考察するエッセイ集。イラストはマメイケダさん。あの頃にあって、いまは失われてしまったもの、またはその反対を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
『90年代のこと 僕の修業時代』目次
・バック・トゥ・ザ・パラレルワールド
・走れ! 猟奇王
・ミックステープづくりが僕の修業時代だった
・SNSがんばってる?
・写真には写らない居心地を求めて
・レンタルビデオショップのない午前一時
・街を変える小さなタウン誌
・なんかおもろいこと言えや!
・失われた「お昼休み」を求めて
・創刊号はチャールズ・マンソンと佐川一政をセットで
・ヒップホップな本屋さん
・美術館へ行くつもりじゃなかった
・ティッシュのあるフィクション、ないフィクション
・一九九六年、本屋は僕の学校だった