

発行:the fictional map / A6サイズソフトカバー2冊組・函入
「南米の入り口は文学だった。マジックレアリズムは幻想であると同時にこの大陸の"現実"である。2009年、私は突然南米のインディー音楽にハマった。それは一過性の熱病かと思われたが、熱は一向に下がる気配を見せず、2013年に始めた架空地図という名の音楽ブログを始め、そこで取り上げた現地のインディーミュージシャン達から反応があってその界隈にいる人々との交流が広がった。そしてそれが沸点に達した、私はブエノスアイレスを訪れたのだった」
ブエノスアイレス、コルドバ、サンチアゴ。ポップスを入り口に南米を訪れ、フィクションナルな南米がやがてリアルなものとなるまでの旅程をテキストと写真で記録、パラレルに収録した新しい旅行記。ウェブ上の膨大な情報と地球の裏側の光景が溶け合うような幻想的な旅を読者も体感できることでしょう。限定50部。