




写真:富安隼久 / 出版社:MACK / 200mm × 270mm / 260P / ソフトカバー
ライプツィヒの学生寮の窓から見える公園の卓球台。写真家富安隼久は、ぼんやりと卓球に励む人たちを観察するうちに、その卓球台の不思議な吸引力を発見します。台の上に腰掛け上半身裸で日光浴をはじめるおじさん、土足でよじのぼりボール遊びをはじめる女の子たち、台の上に荷物をおいてボクシングを始める若者たち。本来の存在意義を離れ、人々を引き寄せ、行動を促し補助する卓球台の不思議を、ロングショット、デッドパンで取り続けたオフビートで「クォーキー」なユーモアあふれる一冊。UKの名門MACKより。