

著者:佐久間裕美子 / セルフパブリッシング / 128mm × 182mm / 48P / 中綴じソフトカバー
ニューヨーク在住、社会問題からジェンダー、カウンターカルチャーまで幅広く執筆するライター佐久間裕美子による旅をテーマにしたセルフパブリッシングZINE。A-SIDE/B-SIDE構成でショートムーヴィーのようなエッセイを2本収録しています。vol.3にあたる今作では、2013年に財政破綻したミシガン州デトロイト市をテーマに、それ以前、それ以後に訪れた際のエピソードや街の様子を綴ります。廃墟のような街にスペシャルティコーヒーを出す店ができ、アーティストやDIY人工が増え、都市のジェントリフィケーションが始まり、今度は地価が上がり資本が流入する。このように急速な変化をつなげるアメリカの街は幸せなのか否か。自分たちの街に置き換えてみて様々なことを考えたい一冊。