どこにでもあるどこかになる前に。〜富山見聞逡巡記〜
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どこにでもあるどこかになる前に。〜富山見聞逡巡記〜

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著者:藤井聡子 / 出版社:里山社 / 128mm × 186mm / 224P / ソフトカバー 「『食堂街が無くなっても、大将と俺たち客さえいればいい。結局、店は人が作るもんじゃないけ?』。その言葉は島倉の横顔とともに、私の脳裏に刻まれている。私はもう、居場所の喪失を嘆くのではなく、自分たちで生み育てていくステージに来ているのだと思った。あとは、人さえいればなんとかなると、ハッタリかまして次に進む覚悟があるかどうかだ。」 二十代で上京、ライターとして「何者かになろうとあがき」アラサーになり地元富山へと帰郷した著者が、均質化する風土に直面しながらも、仲間達とともに富山を再発見し、コミュニティを得て"第二の青春"を模索する時間を率直に綴った再生の書。雑居ビルのビリヤード場、客を叱る寿司屋の大将、アクの強い飲み仲間、ブックイベントと新しく生まれる古本屋。均質化する一方の町も一歩踏み込めば、芯の部分にはどの街とも変わらぬ「ここだけ」の日常が存在する。そんな当たり前のことを教えてくれる無骨で誠実なストーリー。