113mm × 155mm / 厚紙ケース・紙封筒入り蛇腹折り冊子5冊組
「必読書」という概念が失われつつある現代、あらためてそんな名作に触れるためのきっかけを作ってくれるのがこの文鳥文庫シリーズです。溢れかえる情報の中、細切れの時間でも読める掌編を集め、蛇腹折り両面に印刷、封筒に収めセットにしたシンプルながらも気の利いたコンセプト。一編ずつ通学や通勤時に帯同し読めば、わたしたちの両親や祖父母が共有した必読書体験を共有することができるでしょう。ひさしぶりに刊行された第四弾のテーマは「果実」。今回は各短編を収める封筒に今井麗さんの装画も掲載され、よりオブジェとしての魅力もアップ。贈り物にも最適のシリーズです。
収録作品
「蜜柑」芥川龍之介
「一房の葡萄」有島武郎
「黄いろのトマト」宮沢賢治
「ざくろ」川端康成
「檸檬」梶井基次郎