

出版社:新潮社 / 210mm × 182mm / 282P / ソフトカバー / 1989年刊行 / 古書
「1989年、サリンジャー70歳。伝統は新しい世代に引き継がれた。」
小説新潮の増刊として刊行され、その後の日本における翻訳文学刊行の潮流をつくった伝説的一冊。その後「新潮クレストブックス」シリーズを創刊する松家仁之編集の元、スーザン・アレン・トゥス『ブルーミング』(斎藤英治訳)、ティム・オブライエン『ゴースト・ソルジャーズ』(村上春樹訳)、イーサン・ケイニン『頭の中で何かがかちんとなる』(柴田元幸訳)など掲載のほか、高橋源一郎と青山南の対談、ジェイ・マキナニーやデヴィッド・アップダイクの仕事場訪問など充実の内容。内容を的確に表現するカバーのジョエル・マイロウィッツの写真も素敵。カバー上部に小さなシワ、経年による薄汚れはございますが、全体的に特に目立ったダメージなく良い状態です。