編集・発行:新潮社青花の会 / A4判 / 176P / クロス装ハードカバー
茶会、花会、茶話会等の催事と、年三回刊行される機関誌『工芸青花』によって、工芸の持つ手ざわりと、時間を再考する青花の会。その活動の柱でもあり、本書自体が工芸品でもある、民藝運動時における『工芸』を想起させるような手の込んだ作りの雑誌です。13号の目次は以下。
1 スイスのロマネスク ミュスタイアのザンクト・ヨハン修道院
Romanesque Art in Switzerland, Kloster St. Johann in Mustair
・尼僧院の椅子 金沢百枝
・カール大帝の修道院 小澤実
2 川瀬敏郎の花 杉本家住宅
Flowers by Toshiro Kawase at Sugimoto Residence in Kyoto
・花に偲ぶ文人―父・杉本秀太郎 杉本歌子
3 民藝と美
The Beauty in Mingei
・柳宗悦の「直観」 月森俊文
・脳にとって美とはなにか 前橋重二
連載 Series
・ロベール・クートラスをめぐる断章群7 堀江敏幸
扉の絵
精華抄