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つげ義春日記

1,430円

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著者:つげ義春 / 出版社:講談社 / 文庫判 / 374P 「夜、床についてからひどい孤独感に襲われた。深い深い、たとえようもない孤独感だ」 肉親との不和、妻との諍い、子育てにとらわれ仕事が出来ぬ悩み、拭い去れぬ不安。『ねじ式』をはじめとする作品で漫画表現の可能性を押し広げ、国内外で高く評価されるつげ義春が、自身愛好する私小説と重ね合わせ、実生活を淡々と綴った五年間の日記。妻の癌や、停滞する仕事など、精神的な落ち込みの一方、全集や文庫化が相次ぎ、暮らしぶりは安定していたことがわかる。詳細な印税額や出版界の台所事情がわかる描写も興味深い。どこか根底にはユーモアや乾いた諦念が流れ、淡々とした読後感を味わえます。

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