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青春を売った男達

1,100円

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日本レコード史上最も売れたLPレコードである、井上陽水の『氷の世界』と小椋佳の『彷徨』。1970年代の内省的な若者文化を象徴するこの二作のプロデューサーは同じ人物でした。これらのヒット作が生まれた背景を、手にしたレコードという資料をもとに綴り、多くのリスナーが歴史だと思いこんでいる特殊な文化的事象の背景にいつも大衆の姿があったことを提示する。 中古市場に安価で大量に出回っているということは、一時的に多くの人々が手にし、その後手放したという証拠。本書は、安いレコードだから、流行遅れだからとそれらを馬鹿にすることなく、誰も見向きもしなかったレコードから当時の需要のされ方や、時代背景に思いを馳せる、レコード民俗学とでも呼びたい労作。カラー図版多数、円盤のレコブックシリーズ最新作、手製本。

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