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著者:梶谷いこ / 自費出版 / 文庫判 / 326P / ソフトカバー
2020年春、コロナ禍の直前に取材をスタートし、感染拡大の影響で中断を余儀なくされながらも一年をかけ完成した『恥ずかしい料理』(当店刊)。これまで自費出版というかたちでZINEを刊行してきた著者梶谷いこが、編集発行人、写真家、デザイナーや多くの取材対象たちと関わりながら一冊の本を書き上げる過程を克明に記録した日記本。小規模出版の苦労と喜び、いい加減さと真摯さがよく分かるザ・ドキュメント。包み隠さず気取らぬ独白と、手触りのある描写。一生活者のコロナ禍における暮らしぶりとしても充実した一冊です。是非『恥ずかしい料理』とあわせてお楽しみください。