










写真:Deanna Templeton / 出版社:MACK / 194mm × 245mm / 168P / ハードカバー
「私の顔はほんとに醜い。傷とニキビだらけ」
少女時代の自身の日記と、今を生きるカリフォルニア・ガールズたちのポートレイト写真を併催し、その姿を重ね合わせるディアナ・テンプルトンの最新作。15歳のディアナは自らの容姿に愛着が持てずに、自傷行為にまで及んだそうです。その彼女を救ってくれたのがブラック・フラッグやバッド・ブレインズ、ダムドやラモーンズなどなど、1980年代の西海岸を訪れたパンキッシュなバンドの数々でした。被写体となった女の子たちはまぎれもない21世紀のスタイルながら、ディアナの日記や、当時のライブフライヤーの数々とともに眺めると、写真家と被写体に共通する普遍的なマインドが浮かび上がるかのよう。本書の最後に掲載された日記では、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブでのとの夫となるエドとの出会いが綴られ、長いトンネルを抜けるような救いの光が感じられることでしょう。1980年代と2020年代、そして西海岸と世界中のストリートをつなぐエモーショナルな傑作です。
限定でサイン入り&トートバッグ付きのスペシャル・エディションが入荷。お早めにどうぞ。