編:柳宗悦 / 出版社:朝日新聞社 / 280mm × 348mm / 箱入りハードカバー / 1961年発行 / 古書
民藝運動の中心メンバーの中でも、最も柳宗悦の教えに忠実に作陶を続けた濵田庄司。本書は、柳が死の直前まで病床で原稿に目を通していたという最期の仕事の一つ。巻末の寄稿「濵田庄司の仕事」には、15年越しで完成にこぎつけたこの全集への思い入れと、濵田の仕事への敬意が溢れています。ほか河井寛次郎、バーナード・リーチ、志賀直哉も寄稿する、これぞ民藝運動ど真ん中な一冊です。
カラー図版26枚は貼り込み、カバーには手漉き紙を使用。函にシミ汚れ、傷み、裏表紙見返しに折れ、本体中面には目立ったダメージなく良い状態です。