編集：岡本仁 / 発行：生活工房 / タブロイド判 / 16P 2022年末から2023年にかけ、世田谷「生活工房」にて開催された「岡本仁の編集とそれにまつわる何やかや。」展にあわせ発行されたタブロイド判読み物。過去に不定期発行のフリーペーパーという形式で発行されてきた"ART FOR ALL"の20号という体裁で、皆川明、佐伯誠、河内タカ、いわおねね、小野桃子、河野友花、岡美里を執筆に迎え、タイトル通り「いい絵」とはなにかを考えます。 編集者本人は登場せずに、テーマを設定し、執筆者を選び、依頼し、パッケージングするという、本書そのものが岡本仁の考える編集という営為のお手本のよう。昨年当店でもご紹介した「FEELIN’ GROOVY! いのくまさんとニューヨーク散歩」と同フォーマットになっているのも嬉しい仕掛けです。