写真：原美樹子 / 出版社：CHOSE COMMUNE / 230mm × 270mm / 104P / ソフトカバー 「カメラは見ているようで見ていない目の前の情景を切り取って、私に新しい発見をもたらす。撮ることで現れる断片を拾い集める。肯定でも否定でもない」 1930年代のフィルムカメラを用い、ビューファインダーを覗かずに撮影するスタイルを貫き続けてきた写真家、原美樹子待望の写真集が、フランスCHOSE COMMUNEより刊行。1996年から2021年までの未発表写真をまとめた本書には、駅、公園、キッチンとごく日常的なシーンばかりが写されているにもかかわらず、観るものの日常に異化作用をもたらすような不思議な引力を持つショットばかり。テキストは英仏日。