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食客論

1,760円

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著者:星野太 / 出版社:講談社 / 四六判 / 272ページ / ソフトカバー 「わたしは世界を甘噛みし、わたしは世界に甘噛みされている」 芸術系のウェブマガジン「アートスケープ」の著者のひとりとしてもお馴染み、現代アート、美学、哲学における難解な主題を緻密に練られたロジックで論じてきた、哲学者の星野太。本書はタイトルだけ見れば「食」にまつわる文化論ですが、内容は哲学的な存在論。骨太ですがジャーゴンまみれの専門書ではありません。 家族でも友人でもない、寄生虫のような存在。著者が親しんだ任侠映画にも頻繁に登場する「食客」的存在のアクチュアリティを、哲学、文学、映画、そして食をめぐるテキストから考えていく「存在論的口唇論」。読み応え抜群。「共生」というクリシェに背を向けながらも誰かと共にいるために。

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