発行:日本民藝協会 / 150mm × 210mm / 55P / ソフトカバー
日本民藝協会が編集発行する機関誌『民藝』。2020年より編集方針もマイナーチェンジ、平綴じの造本とより一般に開かれたテーマ立てで読み応えが増しています。
今号では民藝運動に関わった重要人物であり、共に医師である二人の足跡を紹介。「ゴッホてんかん説」を提唱し、山下清を発掘するなど、民藝の隣でも大きな功績を残した式場と、たくみ工芸店を開き、牛ノ戸焼や因州和紙の復興を手助けした吉田。現代におけるケアとものづくりの視点も交えつつ編集された、広がりのある一冊。