著者:川崎光克 / 発行:トハナニカ書房 / 210mm × 150mm / 72P / ソフトカバー
「世界は問題だらけだ。それでも理想的な共同体とは何かを問い続けていきたいと思う」(あとがきより)
既存の社会システムに囚われず、共同体とその自治のあり方について研究・実践する著者による、共同体に参加して考えたことをまとめた旅の記録。創刊号はインドの国際的な共同体であるオーロヴィルが特集。人々が共有する精神性、住人とニューカマー合わせると一万人以上にもなる人々の暮らし、持続可能な自治の仕組み、手仕事の趣のあるおおらかな建築が印象的な環境、政治と自治の衝突の歴史などをポイントに、資本主義を乗り越えるヒントを共同体からひもときます。