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『忘れられた日本人』をひらく

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著者:畑中章宏・若林恵 / 出版社:黒鳥社 / 108mm × 175mm / 205P / ソフトカバー 宮本常一がはじめて一般向けの読み物として編み上げた、民俗学を語る上で欠かせない名著『忘れられた日本人』。 同書を中心に、民俗学者 畑中章宏が宮本の足跡を紹介した入門書『宮本常一:歴史は庶民がつくる』。 その二冊をスプリングボードに、黒潮社の若林恵が、その思想を現代の諸問題に当てはめ、解釈し、畑中に問いかけるスリリングな対話。 明治維新以降、家父長制や縦の権力関係の象徴として忌避されることになった前近代的村落共同体に、横の繋がりを見出し、その知恵と豊かさが忘れ去られることに対して警鐘を鳴らした書として『忘れられた日本人』を読み解き、「寄り合い」や「世間師」などのキーワードを、機能不全に陥りつつある我が国の民主主義の綻びにあてはめていく。 古典がそれを読む「今の読者」によって再度命を吹き込まれるような、読書の真髄が詰まった非常に面白い対話集です。

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