著者：花森安治 / 出版社：暮しの手帖社 / 四六判 / 480P・496P・484P / 函入ハードカバー 『暮しの手帖』創刊編集長にして、アートディレクター、そしてコピーライターであり、アジテイター。徹底的に生活レベルの目線から雑誌を介して社会運動を続けた花森安治。昭和を代表する編集者であり、不世出の天才のことばをよりすぐりまとめた永久保存版。その流行やファッション、細部への徹底した美意識を垣間見ることができる「第1巻 美しく着ることは、美しく暮すこと」、そして『暮しの手帖』名物記事の一つである「ある日本人の暮し」を、当時の写真図版付きで一挙掲載した、昨今の生活史に通じる貴重な仕事「第2巻 ある日本人の暮し」。ほかもはや詩の領域に踏み込んだ名文「みよ僕ら一銭五厘の旗」等を収録した、戦争にまつわるテキストをまとめた「第3巻 ぼくらは二度とだまされない」。それぞれくり返し手に取りたい、どっしりと重く、それでいて軽快な読み応えの、花森節が詰まった選集。 第1巻 美しく着ることは、美しく暮すこと 第2巻 ある日本人の暮し 第3巻 ぼくらは二度とだまされない