著者:椋本湧也 / 177mm × 127mm / 168P / ソフトカバー
「94歳の祖母に話を聞くと、戦争が終わって最も嬉しかったのは「部屋の電灯が明るいこと」だったと教えてくれた」(はじめにより)
27名が綴る「8月15日」。世界中の26歳のエッセイをまとめた『26歳計画』や、コロナ禍に世界各地に住む日本人による書簡集など、個人の言葉にフォーカスしてきた著者が発行する日記集です。本書とともに制作された「音声版」では、戦時下の記憶をめぐる祖母との会話の断片と、寄稿者による日記の朗読を収録。戦争の記憶を語った言葉をもとに、あくまでもパーソナルに過去と現代を繋ぐ一冊。