new






著者:松岡宏大 / 出版社:国書刊行会 / 四六変型判 / 256P / ハードカバー
「僕は写真を撮るようにして、自分の足で旅をし、自分の目と手で選び、これらの文物を蒐集してきた。これは僕自身の旅の記憶であり、旅そのものでもある」
『夜の木』でお馴染み南インドのタラブックスの紹介者であり、『地球の歩き方 インド』の編集人でもある、編集者/写真家/ライターの松岡宏大による「旅の本」が私家版を経て、待望のリリース!といっても主たる内容はさながら大阪の国立民族学博物館を思わせるコレクションにまで膨れ上がった古今東西の物、物、物。
民族の歴史文化が刻印されたオブジェや工芸品はもとより、濱田庄司の手にも渡った沓茶碗、トロピカル建築の巨匠ジェフリー・バワによるリゾートホテルを常に彩ってきたエナ・デ・シルヴァのバティック作品といった引きのある逸品、ほぼミッキーマウスのオカンアート、門番に小銭を握らせて引っぺがしてきた「ただの地図」など、著者のワンアンドオンリーな旅の記憶が詰まった120点以上をオールカラーでお届け!
布クロス装も美しい造本はサイトヲヒデユキ。