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著者:坂巻弓華 / 出版社:BOOKNERD / 172mm × 132mm / 145P / ハードカバー
「彼女の作品は、どこか辻褄が合わないようでいて、それでなのに妙に納得してしまう面白さがあるような気がする。しかし人間の記憶や生き様というものは、もしかしたらそんなふうなものなのかもしれない。」ー前田エマ
油彩やアクリルを用いたクラシックなスタイルと、現代的なセンス、オフビートなユーモアを併せ持つ、人気の画家、坂巻弓華。彼女が個展のたびに手製した小冊子に収録された寓話や散文に、書き下ろしの短編と挿絵を加えた一冊。眼から毛が生えてくる少年、雲丹を求め海に向かう2人と1匹、ベランダに干される一対のブラカップ、ラムネパンを売るねこの親子などを、軽やかに綴る。盛岡の個人書店BOOKNERDより出版、巻末エッセイは前田エマ。