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第七の男

3,080円

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著者:ジョン・バージャー / 出版社:黒鳥社 / A5変型 / 256P / ソフトカバー 「彼らは労働力を提供するためにやってくる。その労働力は既製品だ。生産現場でその恩恵を受ける産業化された国々は、それをつくり出すためのコストを一切負担しないどころか、移民労働者が病気になったり働くには年を取りすぎたりしたとしても手助けの費用すら負担しない。メトロポリタン国家の経済における移民労働者は、不死の存在だ。永久に交換可能だからだ」 いまから約50年前に、移民労働者たちの不遇と、その問題点をマルクス主義の立場から指摘。読むものに、移民労働者の境遇や彼らの目線を体感させるべく、数多くの写真図版とともに構成された名著が日本初翻訳刊行。 我が国では『イメージ:視覚とメディア』などで、美術理論家として知られている著者ですが、ジャーナリスティックで、イメージを用いた感覚的な語り口は、作家と批評家そしてジャーナリストと多様な側面がミックスされた唯一無二のもの。マクルーハンの『メディアはマッサージである』をはじめとする、"ELECTRIC INFORMATION AGE BOOK"の系譜としても捉えられる、レイアウトもクール。レベッカ・ソルニットからスーザン・ソンタグにまで称賛された、新自由主義への過去からの痛烈な批判を是非体感してください。

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