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著者:NAN GOLDIN / 出版社:STEIDL / 260mm × 245mm / 215P / ハードカバー
1970〜80年代にかけてのマンハッタンで、コミューン的な拡大家族的の中、セックスやドラッグが日常にあるごく個人的な日常を撮影、ストリートでのイベントで、ニューウェーヴ、ポストパンクシーンと深く関わりながら、作品を発表してきたナン・ゴールディン。その活動の核となったのが、スライドショーという発表形式でした。ときにはバンド演奏をバックに仲間たちに披露された、ジェンダー、暴力、AIDS、そして姉の死。一枚一枚の写真で完結せず、それらをストーリーにして見せることで浮かび上がる、パーソナルな痛みと社会との接点。