企画制作:3710Lab / 発行:みなとラボ出版 / A4変型 / 144P / ソフトカバー
“海と人とを学びでつなぐ”をテーマに活動を行うみなとラボが、デザインの座標でもって海と人間との共生に向き合います。深澤直人を中心に集まった10名のデザイナーのワークショップでのコンセプトや完成した作品を通して、デザインがこれまで目を向けて来なかった、抽象的な「海」にアプローチするレポート、海女の道具のリサーチを通して、サザエの蓋の採寸に使用される塩ビパイプやリポビタンDの蓋、磯メガネの曇り止めに使われる歯磨き粉など、自然と祈りと暮らしが一続きであることに思いを馳せたアーティストによるリサーチ、海と向き合いながら生み出された世界中の最先端のプロダクトや建築、海を通して語られてきた古くからの物語や文化に触れるプロジェクトなど。日英対訳。