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自費出版 / 150mm × 210mm / 48P / ソフトカバー
「喫茶っていうスタイルが必要なんですよ。椅子に座って、何かものを考えるっていうのが人間には必要な気がします」(オクノ修インタビューより)
2024年、木屋町の地下に突如現れた深夜営業の大箱「深夜喫茶/ホール 多聞」。場なき時代に自分たちなりの場を作らんと試行錯誤するその経営者が、「多聞」と並行して編集・刊行する「紙の場」。巻頭は、三条河原町で長きにわたり普通の自家焙煎喫茶店を維持し続けるオクノ修さんへのインタビュー。その姿勢から学び、解釈せんとする姿勢が伝わる実直な問答。他、深夜喫茶位をモチーフにした創作や書評などを掲載。