著者：Leonard Koren / イラスト：Nathalie Du Pasquier / 出版社：apartamento / 240mm × 285mm / 80P / ハードカバー 廃材を用いて茶室をセルフビルドし、かのロイド・カーンに紹介され、1970年代には風呂や入浴をテーマにしたジャンルレスなストレンジマガジン「WET」を創刊。「侘び寂び」の美学を初め、クリエイターのためのインスピレーション源となる著作を数多く刊行してきたレナード・コーレン。 本書はその数多い著作の中でも特に人気が高く、初版が品切れ、絶版となって以降もデザイナーや学生たちから多くのリクエストが途絶えなかったという一冊。 ナタリー・ヂュ・パスキエの23枚におよぶペインティングを題材に、「ヒエラルキー」、「メタファー」、「センソリアリティ」、「ミスティフィカシオン」など、それぞれを8の観点から分析。ものの関係性や配置から洗える印象を分析した、非常にユニークな「観るレッスン」。 2003年の刊行以来品切れが続き、古書価が高騰していた一冊が、スペインapartamentoよりめでたく復刊！既存の美術批評や枠組みからはみ出す、コーレンの鋭い審美眼を是非お楽しみください。 テキストは英語。