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著者:Sandor Ellix Katz・訳:水原 文/ 出版社:オーム社 / 235mm × 185mm / 360P / ソフトカバー
世界中に存在する発酵食品や酵飲料の文化やテクニックを、現地にて食べて学ぶサンダー・キャッツによる「発酵の冒険への招待状」。
「糖」「野菜」「穀物とイモ類」「カビ」「豆類と種子」「ミルク」「肉と魚」と分類、その理論とレシピを紹介するだけでなく、各地で実食をした著者の実感を交えたコラムも掲載。祝祭や儀式に使われる発酵飲料がキッチンで応用されたり、その文化的な背景も紹介。
発酵リバイバリスト(復興主義者)として、受け継がれずに消えていく手法を記録した、オライリー出版ならではのギークで情報量山盛りの読み応えある一冊。菌や酵母と同じように地球で生きる人間として、食物資源を見直すきっかけにもなるはずです。