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喫茶スイス 1972-2022

3,520円

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編著:川井 操 / 写真:金川 晋吾 / 出版社:あしがる出版 / B5判 / 108P / ハードカバー上製本 「そしてスイス。じつはスイスに行くのは年に数回程度だった、それでも、23年彦根で暮らしたので、合計で100回くらいは行っただろうか。」(「「そこ」の味」細馬宏通) オムライス400円、ハンバーグ・ステーキ400円、蔦に覆われた三角屋根が目印の人気店「喫茶スイス」。滋賀県彦根市で50年間愛され続けてきた名店が2022年に閉店。それを受け、建築を専門としてきた地元の人間が、その佇まい、存在感を、書籍という形で遺すために版元「あしがる出版」を立ち上げ、刊行したのが本書。個性的な建築物として街のランドスケープを彩ってきただけでなく、グローバルチェーンとはまったく異なる営業姿勢、ここにしかない居心地を提供してきたお店が姿を消すということは、美しい写真で保存し、常連たちの寄稿を集めて上製本にまとめて出版してもつりあわないほどの損失である。100回足を運んだくらいじゃ全然自分の店じゃない、閉店が決まってからの大行列に並んでまで店に負担掛かたくない、なんて口々に語る常連たちと店との関係に、涙なしでは開けない、存在自体たまらなく美しい一冊。 ■目次 はじめに 「私のスイス」川井 操 写真 金川 晋吾 インタビュー 伊藤共栄,好子 聞き手:川井 操 エッセイ ・そこの味 −−−−−−−−−−−−−−細馬宏通 ・スイスの思い出 −−−−−−−−−−−−−−辻 琢磨 ・そこにしかない『何か』をまとった、匂い立つような空間 −−−−−−−−−−−−−−松山 孝法 ・わたしたちが「スイス」を特別な店だと思っていなかった頃 −−−−−−−−−−−−−−御子柴 泰子

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