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発行:橙書店 / A5判 / 152P / ソフトカバー
橙書店が発行する熊本発の文芸誌の第18号。場所をテーマに、やっちゃダメなことをした子ども時代を思い返しながら、当時親から言われた言葉と日本社会とのつながり、再開発によって強制される移転に伴う「ユートピア」の崩壊など、「なんかいやな感じ」を会話で解きほぐす武田砂鉄と本誌を編集する田尻久子の対談、おなじみの石牟礼道子は、自身によって書かれた、年譜と日記の間のような「年プ」、海と彼女と死をめぐる坂口恭平の短編小説など。