著者：舟越桂 / 出版社：現代企画室 / 225mm × 286mm / 68P / ハードカバー 娘のためにこしらえた玩具の家、作品制作には使うことのない電動糸鋸を用いてこしらえた木っ端の人形、ブリキと木材を組み合わせたクラシックカーのオブジェ。彫刻家、舟越桂のこしらえた趣ある玩具の数々を美しい写真と、作者の弁で紹介した人気の一冊が復刊。高貴な作品ではなく、決まった用途に縛られることもない玩具の数々は、余技のようでいて、実は作家の本質を結晶化したような存在。猪熊弦一郎のコレクションを紹介した『画家のおもちゃ箱』と、クラフト・エヴィング商會による架空のオブジェ、その狭間をゆくような、素晴らしい遊びの記録。復刊にあたり、あらたに四作品を追加。