著者：武塙麻衣子 / 出版社：書肆侃侃房/ 四六変型判 / 174P / ソフトカバー 「この世の中に存在する「酒場」は数知れない。本を読んでも読んでも決して読み尽くせないのと同じように、毎日どんなに食べ歩いたとしてもすべての店を訪れ尽くすことは到底できない。でもだから楽しいのだと思っている。 私には私だけの酒場白地図というものが頭の中にあり、好きなお店や何度も行きたいお店、行ってみたいお店などを日々その地図に少しずつ書き込んでいく。その作業が楽しい」（「はじめに」より） 日記やエッセイのZINEで注目を集める文筆家・武塙麻衣子による名酒場エッセイ集。話題を読んだZINE『酒場の君』『酒場の君２』に書き下ろしを加えて書籍化。 名酒場40軒で過ごした時間と、そこでの会話、「白地図」を進化させていく時間がまとめまられています。著者の生活圏である東京、関東の酒場がほとんどですが、旅行で訪れた京都・赤垣屋も登場します。 読めばすぐに近所の大衆酒場で一杯ひっかけたくなる、酒場欲をそそる一冊。