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編集:井戸沼紀美・太田達成 / 発行:inasato / 130mm × 185mm / 32P / 中綴じ
さしてみるべき名所もない郊外の小さな町を訪れた女性が、河原で風変わりな男と出会い、石を探して川辺を散策することで、普段とは違う緩やかな時間の流れが訪れる。
オフビートな会話、淡々とした展開、観るものに二人が体感する時間の流れを体感させるかのようなゆったりとしたカメラワーク。太田達成監督脚本作品『石がある』公開にあわせ刊行されたささやかなブックレット。五所純子と監督との往復書簡、主演二人への五つの質問、編集を担当した大川景子による寄稿ほか、少ぶりながらも充実の編集は、本作の宣伝、配給協力を担当する、当店では連続「肌蹴る光線」井戸沼紀美によるもの。