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酔わせる映画 ヴァカンスの朝はシードルで始まる

2,200円

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著者:月永理絵 / 出版社:春陽堂書店 / 四六変型判 / 312P / ソフトカバー 「何かに心を奪われ、それしか目に入らないくらいうっとりと見惚れてしまうことを「酔う」というならば、画面に登場するあらゆるものが、私を酔わせ、魅了する。」 ZINE『映画酒場』・雑誌『映画横丁』などを手がける、編集者・映画ライターの月永理絵による映画コラム集。 青森県出身の著者は、弘前市の企業が運営する「りんご大学」というwebサイトでりんご(りんごのお菓子やシードルも)が登場する映画についてのコラムを連載しており、その連載と、『映画横丁』やパンフレットなどに掲載したものや書き下ろしたものを含めて、「食と酒」をテーマとした一冊にまとめました。 その人の記憶の中にだけ、消えてなくならない映画の欠片。その欠片がもたらす疑問。そうやって自分だけの映画は面白くなる。その欠片が小津安二郎『晩春』の、老いた父が独り手に持つりんごや、ジャック・ロジエ『オルエットの方へ』のシードルだったり。 ホン・サンス作品ではおなじみの緑色の瓶の韓国焼酎がくだを巻く男たちと共に姿を隠し、マッコリやワインを飲む親密な女たちが現れるようになりました。欠片たちに「酔わされ」てきた著者が映画鑑賞に新たな視点をくれる一冊。 国内外関係なく本書で名前が挙がる作品は200本にのぼります。ありがたい索引付きです。この本を読んだあとでは、(著者と同じように)画面に映る赤いものに目が釘付けになってしまうかも。 カバーは『オルエットの方へ』ヴァカンスを過ごす3人の女の子のイラスト。

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