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著者:三谷龍二 / 写真:菅野康晴 / 出版社:青花の会 / B5判 / 128P / ハードカバー
「生活工芸」の代表作家であり、「生活工芸とは?」という問いに向き合いつづけた木工家、三谷龍二が監修した「手の応答:生活工芸の作家たち」展/2024年11-12月於青花室)の図録。
自身を含む12作家を6のテーマ──「手」「反」「外」「器」「貧」「弱」すなわち「生活工芸」の6要素──に分類し、解説を加えた内容。作家たちの作品は、著者との対話をもとに制作された新作で、ある種彼ら自身の生活工芸論としても読めるでしょう。2000年代日本の生活文化を牽引した「生活工芸」の現在地を示し、その意義を再考する一冊。