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著者:ミハリス・ピヒラー / 出版社:TOKYO ART BOOK FAIR / 210mm × 105mm / 216P / ソフトカバー
「アーティストや作家は出版活動の文脈化、理論化を学者やアート界に関わる人たちに託してはならない」(本文より)
「TOKYO ART BOOK FAIR 2024」の「ゲストカントリー」としてドイツを特集するプログラムの一環として刊行された本書。アーティストであり、MISS READ: The Berlin Art Book Fair & Festivalの創始者・現ディレクターの著者による、理論的でありながら情熱的なエッセイです。出版と政治の関係、個人で出版することの経済面の問題、物質としての出版とポストデジタル、公共空間としてのブックフェアなど、アートブックシーンの舞台裏を見つめます。
日本版の本書には、アートブックフェアに参加してきたアーティスト平山昌尚へのインタビュー、『NEUTRAL COLORS』の加藤直徳と加納大輔、アーティストのミヤギフトシ、TOKYO ART BOOK FAIRのプロジェクトマネージャーの東直子らによる座談会も収録。
両A面、ガンダレ製本。