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執筆:野崎泉 / 出版社:ZENBI 鍵善良房 / 130mm × 180mm / 200P / ソフトカバー
『ひまわり』や『それいゆ』などの挿絵をはじめ、数々の絵本や装幀などの分野で活躍した対象生まれのイラストレーター鈴木悦郎。そのかわいらしさと、幾何学的なモダンさが同居するタッチは今も古びることなく、輝きを放ちます。
京都は祇園町の老舗菓子屋、鍵善良房は、戦後より鈴木悦郎と親交を続け、印象的な包装紙を始め、掛け紙や粗品の手ぬぐいなど、多くの仕事を依頼し、保存してきました。本書はそんな鍵善コレクションを一挙フルカラーで紹介。両者の交流の歴史や、作品にまつわるエピソードを付記した一冊。オリジナルの木型による、洗練された干菓子の数々など、悦郎さんの作品集でも目にできない、知られざる仕事の数々をご堪能ください。装幀は当店刊行本でもおなじみ仲村健太郎によるもの。