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著者:東海林さだお / 出版社:冬樹社 / 130mm × 180mm / 288P / ソフトカバー / 1083年発行第六刷 / 古書
「このようにですね、まず最初にすることは、ラーメンの全容をとくと鑑賞することです」
「ハハーッ」
(「ラーメンをいかに属するか」)
伊丹十三も『タンポポ』でその大仰なうんちくを引用した、東海林さだおによるラーメンアンソロジー。庶民的かつ単純で、ごく「なんでもない」料理なのに、蘊蓄を語られがちなのはこのあたりがルーツ?なによりも、ジャンボ鶴田、村上龍、荒木経惟、そして高橋義孝と、ここでしか考えられない並びの寄稿陣がすごい!単行本で是非ご愛蔵くださいませ。特に目立ったダメージなし。