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著者:川崎ゆきお / 出版社:けいせい出版 / 130mm × 182mm / 216P / ソフトカバー / 1982年発行 / 古書
『猟奇王』でおなじみ、80年代『ガロ』周辺のヘタウマブームの一端を担った奇才、川崎ゆきおの短編集。「猟奇王」誕生の経緯を描いた「怪人伝説」をはじめ、やり場のない性欲と消費に支配され、何も怒らない街を「走る」というテーマの一貫した繰り返し。これがバブル前夜のエロ劇画誌などに掲載されていたのであれば、それは「早すぎた」と言わざるを得ません。経年により多少綴じが弱くなっています。中面には特に目立ったダメージなし。