

作画とコンセプト:イザベル・ダエロン / 文とコンセプト:永井佳子 / 発行:書肆サイコロ
水の循環に関するリサーチや、そこから発展したパブリックアート、空間デザインなどを手掛けるフランス在住のデザイナー、イザベル・ダエロン。2023年に出版された『Water Callingー京都の地下から聞こえる音』刊行の後も、度重なるフィールドワークと専門家へのインタビューを継続してきました。
今作は京都の地下から地上へ、水の流れを描いた地図。時代や空間を超え、京都の水と地上の人間の営みの接点を感覚的に理解できるようなドローイングと、京都の地で水はどのように人々と共存してきたのかを伝えるテキストが一枚にまとまったコンセプチュアルな一冊。
イザベル・ダエロンと永井佳子によるプロジェクト『Water Calling』は2022年に始まり、「水」というテーマについて考えるための場とツールを作っています。