





著者:Walter Trier / 出版社:Favoriten Presse / 120mm × 170mm / 84P / ハードカバー
『エーミールと探偵たち』や『ふたりのロッテ』、そして『動物会議』など、ケストナーとの共作で知られる挿絵画家、ヴァルター・トリアー。彼らは共にドイツで活動を続け、ナチスを批判し続けたユダヤ人作家という意味で二人は共闘体制にありました。1936年にナチス・ドイツをからロンドンへ亡命したトリアーは、数多くの反ナチス風刺画を描き、ナチズムと闘いました。本書は、そんなトリアーの毒っ気たっぷりなプロパガンダイラストをまとめたポケットブック。コピーもあわせ、容赦ない毒満載、岩波少年文庫とは一味違うトリアーのタッチをお楽しみください。