

アーティスト:オクノ修 / レーベル:円盤 / 12曲収録 / アナログ盤LP
「オクノさんにしか出来ない音楽がある、コーヒーも同じで、同じコーヒー豆でも、淹れるひとによって味は違う。」(豊田道倫)
京都の喫茶店六曜社地下店のマスターであり、現役のシンガー・ソングライターとして今も京都のあちこちで歌い続けるオクノ修。六曜社での無言の姿勢と、酒場での饒舌、そして歌い手としての深みは、同業や京都という街を越え、多くの後輩たちを魅了し、影響を与え続ける存在であり続けています。
本作は2023年3月15日、まだコロナ禍のムードが晴れきらない時期、70歳を記念して刊行された京都拾得でのライブの模様を収録した記念碑的一枚。その前年末、吉田寮での迫真のパフォーマンスを経て、入院の後「復活」の期待とともに繰り広げられた熱演。円熟などという言葉では表しきれぬ凄み。
豊田道倫、今成哲夫によるライナー、拾得オーナーのテリーとオクノによる対談を収録。
sideA:
1. 北風
2. 3マイル
3. サヨナラ・ハッピネス
4. くれてゆく街角で
5. さよならをした夜
6. 第5氷河期
7. 追放の歌
sideB:
1. 川の流れに沿って
2. 電車が出て行く
3. 唄う人
4. 日々の泡
5. 木漏れ日