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出版社:新潮社 / 196mm × 265mm / 291P / 函入革装ハードカバー / 1931年発行 / 古書
「モダン・エーヂはまさにカクテル時代である」(「モダン・エーヂとモダン・ライフ」新居格)
「エロ・グロ・ナンセンス」とはまさに本書の目次冒頭三項目をそのまま称したもの。かつて沼田元氣は「えろもあ」という概念を提唱したが、エロとユーモア、そしてケレン味だけで構成されたような本書はまさにその源流。「狂人の書いた絵」、「人喰い人種」に世界の奇観。豪華カラーを織り交ぜて展開する、エキゾティシズムとエロを重ね合わせた「読むエクスプロイテーション」の大定番。昭和初期の目線でしか眺めることのできないパラレルワールド。
函にヤケ、傷み。本体中面にはシミよごれのほか特に目立ったダメージなし。